CASE STUDY導入事例
PASSSORTの導入により工程の最適化を実現し、仕分け時間60%以上の削減に成功｜株式会社フィッシャーマン様
株式会社フィッシャーマン
吉川 正昭 様
1981年の創業以来、日本の優れた釣り具を世界へ届ける商社として、50カ国を超える国と地域のお客様へ商品をご提供されてきました。海外市場における調査から輸出、現地進出支援に至るまで、多角的なソリューションを展開されています。PASSSORTを導入された経緯、導入後の効果についてお伺いしました。
導入製品
仕分検品システム「PASSSORT」
課題と成果 (Before After)
Before
- 商品が揃うまで仕分作業が出来ず、待ち時間が発生
- 似たような商品やサイズ、色違いの商品が多いため間違えやすい
- 商品知識が無いと仕分け作業に時間がかかる
After
- 商品が届いた順で仕分けができるため作業効率が大幅に上がった
- 作業時間が短縮できた
- 残業時間の削減に繋がった
- バーコード判別できるので商品間違いが無くなり誤出荷を防止できた
- 商品知識が無くても簡単に作業できた
- 低コストで稼働できた
システムを検討することに至った経緯を教えて下さい。
最初は特に仕分けシステムを探しているわけではありませんでした。
ただ、慢性的に仕分けや検品において課題を抱えていました。
そういった中で弊社と取引のあったお客様がアトムエンジニアリングさんの「PASSSORT」を利用されていて、このシステムいいよとお薦めしていただきました。
取引先でとても有効に活用できていると聞いて、自社にも合うものではないかと考え紹介していただきました。
導入前はどのような課題がありましたか？
当社の運用で言うと、複数の商品を揃えてお客様へ出荷する「小口出荷」の際に、注文のすべての商品が揃うまで仕分け作業ができず、待ち時間が生じていました。
この時間がもったいないと感じており、届いた順に商品を検品・仕分けができればより効率良く運用できると考えていました。
また扱っている商品が釣り具なので、商品自体が小さいものが多いですし、似たような商品やサイズ違いの商品、豊富なカラーバリエーションがあるため間違えやすいといった所が悩みでした。
そのため商品知識が浅い段階では、商品の判別がしにくく仕分け作業に時間がかかっていました。
音声仕分け検品システム「PASSSORT」の導入を決めたポイントを教えて下さい。
導入を決めた主なポイントは、「費用対効果」「既存の設備を利用できる」「誰でも作業できるようになる」の３つです。
【費用対効果】
従来の運用とPASSSORT導入後の比較をするために、1ピースあたりの作業スピードのタイムを測って、どれくらい作業時間が短縮できるかを実施しました。
クラウド環境なので、実際のデータをデモ環境に入れて計測しました。実際の運用さながらにデモができたので比較しやすく、導入してからのギャップが無いのが良い点でした。
【既存の設備を利用できる】
新たに棚などの大きい設備を用意する必要がなく、いつも使用している設備で賄えるため余計なコストをかけずにスモールスタートできるのも安心でした。
【誰でも作業できるようになる】
商品知識が無いと判別しづらかった商品が、PASSSORT導入後はバーコードで識別できるため誰でも仕分け作業ができるようになると思いました。
システム導入の効果を教えて下さい。
まず、届いた商品から仕分けができるので待ち時間が無くなりました。
以前は伝票ごとに作業をしていたのですべての商品が届くまでの待ち時間が発生していましたが、PASSSORTを導入したことで商品ごとに仕分けができるようになり作業効率が上がりました。
また、以前は仕分け作業の前に目視で商品を判別し、商品をカラー順に並べたり、メーカー順に並べたり下準備をした後に仕分け作業へ移っていましたが、この作業自体を無くすことができました。
トータルで作業時間は60％以上削減と大幅に短縮でき、残業時間の削減にも繋がっています。
そして目視作業を減らせたことで誤出荷もほぼゼロに減少させることができました。
PASSSORTは専用スマートフォンで簡単に作業できるので、導入後早々、順調に仕分け作業が稼働できました。
誰でも作業できるようにという要望通り問題無く運用できました。
あと、仕分けに使うスペースが小さくて済むのも助かりました。
稼働してすぐにこれだけの効果が出るならと思い、繁忙期に使用するために対応人数分の専用スマートフォンを追加しました。
導入先お客様情報
