CASE STUDY導入事例
PACKRUNで梱包明細をラクラク自動化。効率UPとミス防止へ｜株式会社フィッシャーマン様
株式会社フィッシャーマン
代表取締役 北住 幸隆 様
1981年の創業以来、日本の優れた釣り具を世界へ届ける商社として、50カ国を超える国と地域のお客様へ商品をご提供されてきました。海外市場における調査から輸出、現地進出支援に至るまで、多角的なソリューションを展開されています。PACKRUNを導入された経緯、導入後の効果についてお伺いしました。
導入製品
タブレット検品システム「PACKRAN」
課題と成果 (Before After)
Before
- 原産国データを手書きとPCへの転記で二重に入力しており、手間と時間がかかっていた
- 梱包明細の作成がアナログ作業であり、多くの工数を要していた
- 類似品やサイズ色違いの商品が多く、検品ミス（誤出荷）が発生していた
- 検品の難易度が高く、商品知識の浅いスタッフは作業に慣れるまで時間がかかり、属人化していた
After
- 検品作業と同時に原産国データを収集できるようになった
- 梱包明細をシステムから直接出力可能になり根本から改善
- データ入力や転記にかかっていた時間が大幅に削減された
- ヒューマンエラーが発生しやすかった検品作業や転記作業をシステムが補助、自動化
- 顧客への誤出荷削減と業務品質向上につながった
- 個人の経験や商品知識に依存しない作業体制が実現
- 誰でも作業できる環境が整った
システムを検討することに至った経緯を教えて下さい。
以前から、アトムエンジニアリングさんのPASSSORTという音声仕分け検品システムを小口出荷作業において活用していました。
営業担当者と定期的にコミュニケーションを取っている中で、大口出荷において、梱包後に中身が何かを分かるように明細を管理したい、また原産国がどこかを管理するのが大変という悩みを話したら、PACKRUNにて解決できると提案頂きました。
導入前はどのような課題がありましたか？
大口出荷の輸出業務において、主に「事務作業」と「現場作業」の2点に課題がありました。
【事務作業の非効率性】
梱包明細や原産国の記載を「紙への手書き」から「PCへの転記」と二重で行っており、手間と時間がかかっていました。
【現場作業（検品）の課題】
・誤出荷の発生
類似品やサイズ・色違いの商品が多いため、目視での確認はしていたが誤出荷が発生していました。
・スタッフの習熟に時間がかかる
検品の難易度が高く、商品知識の浅いスタッフは作業に慣れるまで時間がかかるという問題もありました。
タブレット検品システム「PACKRUN」の導入を決めたポイントを教えて下さい。
・バーコードでの出荷検品と同時に、梱包明細ラベルを即時発行できること
・商品の原産国を検品時にも登録でき、データで出力できること
の2点が導入を決めたポイントです。
これらに加え、PACKRUNがあれば、アナログ作業により多くの時間と工数を要していた所も、作業が大幅に効率化され、生産性は飛躍的に向上すると感じました。
また手作業からシステム化へ移行することにより、
・梱包明細をデータ化できること
・誤出荷を削減できること
・誰でも作業できること
も一緒に解決できるという点も大きなメリットであると考えました。
システム導入の効果を教えて下さい。
今回のシステム導入により、「業務効率化」「品質向上」「作業の標準化」という3つの大きな効果を得られました。
1. 業務効率化（作業時間の削減）
これまで手書きとPC転記で二重に発生していた作業を根本から改善。
検品作業と同時に、輸出に必要な原産国データを収集できます。
収集したデータに基づき、従来アナログで作成していた梱包明細をシステムから直接出力できます。
これにより、データ入力や転記にかかっていた時間が大幅に削減されました。
2. 品質向上（誤出荷の削減）
ヒューマンエラーが発生しやすい過程をシステムで自動化・補助できました。
検品ミスや、手作業による転記ミスを防げています。
結果として、お客様への誤出荷を削減し、業務品質の向上につながっています。
3. 作業の標準化（属人化の解消）
システムが作業をサポートしてくれることで、個人の経験や知識への依存を減らせています。
商品知識が浅いスタッフでも、システムでカバーできるため正確な作業が行えます。
これにより、「誰でも作業できる」環境が整い、新人教育のコスト削減や、人員配置の柔軟性向上にも貢献できていると思います。
導入先お客様情報
