COLUMN

2020.03.02

ドローンでラストワンマイルの配達を行う際の4つの課題とは

ドローンでラストワンマイルの配達を行う際の4つの課題とは

現在、日本でも様々な企業がドローンを活用し、荷物を運ぶべくテストを行っており、将来ドローンを活用した配送業者におけるラストワンマイルの配達も行われるのではないかと言われています。
ここでは、ドローンを活用したラストワンマイル配達の課題をご紹介します。

法律の整備

日本では、人口集中地区における国の許可がないドローンの飛行は許されておらず、ラストワンマイルの配達を実現するための法整備は行われていないのが現状です。
一般的な商品配達にドローンを活用するためには、それら法律の整備とその法律のルールに沿った配達業務が行える仕組みを企業が構築する必要があります。

ドローン墜落への対策

突風、通信トラブル、建造物などへの接触、整備不良などドローンが墜落する原因は多数あり、実際にドローンの墜落事故も報告されています。
配送業務として、お客様の荷物を運ぶ場合には、これら墜落原因への対策や実際に墜落してしまった際の荷物の保証を含め、事前にしっかり準備・対応する必要があります。

悪天候への対応

ドローンは、悪天候の際には飛行できないというデメリットがあります。
突風を受ければ墜落してしまいますし、雨に濡れれば防水対策を行っていたとしても、電気系統のトラブルが発生する可能性があります。
正確なスポット天気予報の情報を取得する仕組みと共に、ドローンが飛ばせなかった際のバックアップ体制も構築する必要があります。

ドローンの悪用の防止

商品の配達を行う際には、ネットワークへの接続は不可欠です。
そのネットワークからサイバー攻撃を受けて、ドローンが悪用されるという可能性もあります。
実際、ドローンがテロ事件に利用されたこともあるので、ハッキングなどからドローンを守る仕組みが不可欠になります。

まとめ

配送業者のドライバー不足が深刻な中、ドローンを活用したラストワンマイルの商品配送のニーズが高まってきています。
ドローンの活用により、どのような変化が物流業に訪れるのか?
その動向が注目されます。

 

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