COLUMN

2019.06.27

倉庫内作業における効果的な7つの熱中症対策とは

倉庫内作業における効果的な7つの熱中症対策とは

夏場の倉庫は室内が高温になるため、倉庫作業をする際は熱中症に気を付けなければなりません。
今回は、倉庫業における効果的な7つの熱中症対策をご紹介します。

大型扇風機の導入

倉庫内の熱中症対策として一般的な方法は大型扇風機の導入ではないでしょうか?
また、大型のファンを天井に設置。下向きに送風することで、部屋全体の気温上昇を抑制することもできます。 

こまめな水分と塩分補給

熱中症予防にはこまめな水分補給が不可欠です。
また、水だけでなく塩分・ミネラルの摂取も重要で、最近は熱中症予防の飴など塩分を効果的に補給できる物もあります。 

連続作業時間の短縮

作業している場所が高温になる場合には、あまり無理をせず連続作業時間を短くすることが重要です。
休憩時間を設定し、無理せず時間になったら休むようにしましょう。
また、冷房を設置した涼しい休憩場所を準備することも効果的です。 

冷却機能が付いた服装の着用

体温の上昇を抑制するため、冷却機能が付いた服装の利用も効果的です。
体を冷却する保冷剤が付いたベスト、小型のファンで服の中に空気を循環させる機能が付いた空調服もあります。
また、ズボンのベルトの背中側に小型のファンを付け、風を作業服に送り込むことで、通常の作業服でも空調服のように利用できる機器もあります。
指定の作業服がない場合には、スポーツ用など通気性の高い服装を着用することも効果的です。 

倉庫の屋根の遮熱対応

倉庫の屋根が太陽の熱を吸収しないよう屋根自体に遮熱対策を行うことも、倉庫内の気温上昇を抑えるためには効果的です。
遮熱効果のある塗料で屋根を塗り替えたり、熱を反射するシートを屋根に貼るなどの対策があります。
また、ソーラーパネルを設置することも遮熱対策として効果的です。 

健康状態の事前確認

庫内作業を行う前に、睡眠不足や二日酔い、発熱など体調不良がないか事前に確認しておくことも重要です。
また、健康診断の結果を事前に確認し、高血圧、糖尿病、心疾患などの持病がないか確認。持病のある方は、高温になる場所で作業させないよう対応することも、熱中症予防には効果的です。

救急処置の事前確認

作業する方が熱中症になったらどう対応するか事前に決めておくことで、実際に熱中症が発生した際にも迅速に対応できます。
また、万が一に備え、緊急で対応してもらえる医療機関の連絡先を調べておくことも重要です。

まとめ

冷房が無い環境での夏の倉庫内作業は暑さとの戦いになります。
ここで紹介した内容を参考に、暑い夏を乗り切ってくだされば幸いです。

 

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