COLUMNコラム
倉庫業における協働ロボットを活用することで得られる4つのメリットとは

協働ロボットとは、人とロボットが一緒のスペースで働くことが前提で設計されたロボットのことです。
一例として、ピッキング作業の際に、作業する方が倉庫内を動き回らなくてもいいよう、商品が入っている棚自体を持って来てくれるロボットの利用が増えています。
ここでは、倉庫業における人間とロボットが協働することで得られる4つのメリットをご紹介します。
作業効率の改善
人間とロボットを協働させることで、作業効率を大幅に上げることが可能になります。
人間が得意なことは人間が行い、ロボットが得意なことはロボットが行うようにすることで、作業を効率化し、スピーディーに業務が行えるようになります。
労働量不足への対応
倉庫業のみならず、様々な業種・業態で深刻な人手不足となっています。
協働ロボットを活用することで、生産性を向上でき、人手不足を解消することも可能になります。
BCPへの対応
BCP(BusinessContinuityPlan=事業継続計画)とは、天災(地震、洪水等)や人災(火事、盗難等)などで被害にあった際にも、できる限りスムーズにサービスの復旧が行えるようにする対策のことです。
全自動の倉庫や物流現場では、電気が止まり、システムが動かなくなると、まったく入出荷できなくなることもあります。
人間とロボットが協働で働ける現場を作っておくことで、万が一の際にも、人海戦術で入出荷業務を行うことが可能です。
物量変動への対応
物量が大幅に変動する現場では、費用対効果などの点から大型の全自動倉庫・ソーターなどを導入することは難しいのではないでしょうか?
人間とロボットを協働させることで、物量の変動にも柔軟に対応できるようになり、物量が多い時にも、少ない時にも比較的効率的に業務が行えるようになります。
まとめ
物流業においても、人間とロボットが協働する現場が増えつつあり、この流れはさらに加速すると考えられます。
ロボットの普及により倉庫の現場がどのように変わるのか? その動向が注目されます。
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |