COLUMN

2019.05.31

物量の急増にも柔軟に対応できる倉庫を立ち上げるための5つのポイントとは?

物量の急増にも柔軟に対応できる倉庫を立ち上げるための5つのポイントとは?

倉庫を立ち上げる際には、物量の急増にも柔軟に対応できるようにする必要があります。
ここでは、物量の変動に対応できる倉庫を立ち上げるための5つのポイントをご紹介します。

在庫管理・倉庫管理システムの導入

物量の変化に柔軟に対応するためには、バーコードを活用した在庫管理・倉庫管理システムなどの導入が効果的です。
これにより、物量が大幅に増えた際にも、ハンディターミナルなどを利用することで、専門知識がない方でもすぐに業務を行えるようになります。
また、在庫の見える化も可能になるので、不良在庫を抑制でき、保管スペースの有効活用もできるようになります。

在庫管理・倉庫管理システムの導入

拡張性の高いシステムの導入

システムを導入する時には、使用するデータ量を事前に予測することになりますが、その際にも物量の急増に耐えられるよう想定しておくことが重要です。
これを行うことにより、物量が大幅に増えた際にも、システムの処理能力などに余裕を持つことができます。
また、クラウドサービスの場合は、後からサーバーを強化することができる物もあり、物量の急増にも柔軟に対応できます。

フリーロケーションへの対応

商品の保管方法としては、決まった場所に商品を保管する固定ロケーションと空いている任意の棚に商品を保管することができるフリーロケーションがあります。
フリーロケーションの在庫管理を行うことで、商品が少ない時には保管スペースをコンパクトにすることができ、入出庫作業の動線を短縮することが可能になります。
また、物量が増えても任意の棚に商品を保管することができるため、柔軟に在庫管理を行うことができます。
(フリーロケーションにも対応したクラウド在庫管理システムはこちら

フリーロケーションへの対応

荷捌き場の有効活用

物量が急増した場合には、入庫作業などが追いつかなくなり、荷捌き場に商品が溜まってしまうということもあります。
荷捌きスペースをしっかり確保しておき、商品が溜まってきた際にどのように対応するか事前に決めておくことで、物量の変動にも柔軟に対応できるようになります。

荷捌き場の有効活用

外部倉庫の在庫管理への対応

物量が大幅に増え、倉庫のスペースが足りなくなった際には、外部の倉庫を追加で借り、そこに商品を保管するというケースも発生します。
クラウド在庫管理システムなどを活用することで、外部倉庫の在庫管理も1つのシステムで行うことができ、業務を効率化することができます。

まとめ

倉庫を立ち上げる際に、将来の物量変動を考慮しないと、急激に荷物が増えた際に対応することができなくなってしまいます。
将来のリスクを軽減するという観点からも、物量変動に柔軟に対応できる倉庫管理をできる所から始めてみてはいかがでしょうか?

 

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