COLUMN

2019.04.02

倉庫・物流業における物流品質を改善するために重要な6つのポイントとは

倉庫・物流業における物流品質を改善するために重要な6つのポイントとは

倉庫・物流業に従事されている方で、作業品質を改善したいが、何から手を付けていいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは業務改善に重要な6つのポイントをご紹介します。

倉庫内の整理整頓と作業スペースの確保

作業品質改善の最初のステップは、倉庫、物流センターなどの整理整頓になります。
整理整頓を行い商品、備品などがあるべき所にきちんと保管されていることが重要です。
また、整理整頓をしっかり行い、荷捌き場など作業をするスペースを十分に確保しておくこともミスなく、正確に業務を行うためには必要です。

倉庫内の整理整頓と作業スペースの確保

業務のマニュアル化及び社員教育

業務の内容を明確にし、効率的、正確に行えるよう作業マニュアルの作成を行うことは作業品質を改善するために重要です。
また、作成したマニュアルの内容が現場に浸透するよう、社員教育を行うことも必要です。

業務のマニュアル化及び社員教育

システム化による業務改善

在庫管理システムなどを導入し、業務のシステム化を行うことも作業品質改善には効果的です。
ハンディターミナルとバーコードなどを活用することで、手入力の作業も減らすことができ、正確・スピーディーに業務を行えるようになります。
また、在庫の見える化も実現し、「どこに」「何が」「いくつ」あるのかが、一目で分かるようになります。
(在庫の見える化を実現するクラウド在庫管理システムはこちら

システム化による業務改善

作業ミスの防止

物流品質改善で一番重要なことは、誤出荷防止ではないでしょうか?
検品機能付きの在庫管理システムなどを活用することで、ハンディターミナルとバーコードを活用した高精度な出荷検品を行うことができ、誤出荷を防止することが出来るようになります。

先入先出、出荷期限管理の実現

在庫管理システムなどで、製造日や入荷日を管理することで、商品の先入先出も可能になり、商品の陳腐化も防止できます。
また、在庫管理システムなどに出荷期限管理機能がついている場合には、賞味期限切れが近い商品の出荷を防止するなどの対応も可能になります。

トレーサビリティの実現

在庫管理システムなどを活用し、ロット番号や製造日などで商品を管理することで、トレーサビリティへの対応もできるようになります。
商品が入荷した際に、入荷日、賞味期限、製造日、ロット番号などをそれらに紐づけることで、出荷作業後も、どの商品がどこに出荷されたか確認することができます。
万が一、商品に不具合があった際にも、迅速に対応できるようになります。

トレーサビリティの実現

まとめ

倉庫・物流業における品質改善は今後さらに重要になると考えられます。
この機会に、できる所から品質改善の取り組みを始めてみてはいかがでしょうか?

 

物流ソリューション一覧

アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します

課題

対応方法

ソリューション

誤出荷を防止したいバーコード照合を活用した出荷検品の実施在庫管理システム >>
在庫の先入れ先出しをしたい入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理在庫管理システム >>
在庫管理の精度を上げたい倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合在庫管理システム >>
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理在庫管理システム >>
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたいハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入検品システム >>
トレーサビリティに対応したい商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入在庫管理システム >>
ピッキング作業の時間を短縮したい表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入デジタルピッキングシステム >>
仕分け作業の時間短縮をしたい表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入デジタルアソートシステム >>