COLUMN

2017.06.26

入荷、入庫作業を効率化するための5つの方法とは

入荷、入庫作業を効率化するための5つの方法とは

倉庫内の作業としましては、入荷、入庫、出庫、出荷が主な業務になります。
入荷と入庫の業務をスピーディーに行えるようにすることは、倉庫内作業全体の効率化に不可欠です。
ここでは、入荷、入庫作業を効率よく行うための5つの方法をご紹介します。

倉庫内の整理整頓の実施

入荷した商品を荷捌きする入荷エリアの整理整頓を行い、十分なスペースを確保することは、スピーディーに入荷作業を行うためには不可欠です。
また、倉庫内が散らかっており、あちらこちらに商品が無造作に置かれているような状態では、入庫作業を効率的に行う事はできません。
倉庫内の整理整頓を適切に行う事が入荷、入庫作業改善の第一歩目になります。

ハンディターミナルを利用した入荷検品の実施

商品にバーコードが付いている場合には、在庫管理システムや検品システムを利用することで、ハンディターミナルを利用した入荷検品が行えるようになります。
仕入れ先から頂いた入荷データをシステムに取り込むことでバーコード照合による検品が行え、目視による検品と比べスピーディーに業務を行う事ができるようになります。

任意の棚に商品を入荷できるフリーロケーションへの対応

フリーロケーションに対応した在庫管理システムを利用することで、商品を既定の棚ではなく、任意の棚に入庫することが可能になります。
既定の棚に商品を入庫するため倉庫の中を探し回る必要がなくなり、入庫作業を効率的に行う事ができるようになります。

ロケーションの最適化

商品を入庫する棚の位置を最適化することも入庫作業の効率化には効果的です。
出荷頻度毎に商品をランク分けするABC分析のデータをもとに、回転率の高い商品を入出庫しやすい棚に移動することで、業務を効率的に行えるようになります。

商品の入出荷時間の調整

複数仕入れ先、出荷先がある場合など、入出荷のタイミングが重なり十分な人員を入荷、入庫作業に確保できず、作業を効率的に行えないという場合もあります。
仕入れ先、出荷先と調整を行い必要な時に、必要な人員を確保できるよう入出荷の時間帯を変更することも効果的です。

まとめ

商品の入荷、入庫作業をスピーディーに、正確に行う事は倉庫作業全体の効率化のためには重要です。
発送の指示を受けてから出荷までのリードタイム短縮に目を奪われがちですが、この機会に入荷、入庫作業の業務の効率化を検討されてはいかがでしょうか?
また、在庫管理システムの導入で業務の改善をご検討の方は、物流、製造、倉庫の現場を改善し30年以上の経験と実績がある弊社アトムエンジニアリングにお気軽にご相談ください。

 

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