
ネットショップでまず取り組むべき5つの物流改善とは
2016/5/27公開

ネットショップを運営されている方の中にも、物量がまだ多くないために全く物流業務改善の対策を行っていないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ネットショップにおいて、まず取り組むべき5つのポイントをご紹介いたします。
1.ロケーション管理を行う
入荷した商品を空いている棚にそのまま入庫していませんか?
物量が少ない時には、倉庫内を探しまわってもそれほど時間はかかりませんが、商品数や発送件数が多くなると商品がどこにあるか探す時間が増えてしまいます。
棚に番号を振り、その番号と入庫した商品を記録、管理することでロケーション管理が可能になり、商品がどこにあるのかがすぐ分かるようになります。
2.システムを利用した高精度な検品を実施
誤出荷を起こしてしまって、クレーム対応に時間をかけてしまうケースも少なくないのではないでしょうか?
ハンディターミナルとバーコードを利用したシステムによる検品を行うことで、誤出荷を防止できるようになり、誤出荷対応にかかる時間や費用を減らすことができるようになります。
3.出庫と出荷作業のルール化と標準化
比較的小規模なネットショップでは、出庫や出荷の仕方が作業員によりまちまちで、物流品質にバラつきが出てしまうということが起こりがちです。
出庫と出荷作業のルール化と標準化を行うことで物流品質の改善が可能になります。
4.定期的な棚卸の実施
エクセルや受注管理システムなどで在庫数を管理している場合、実際の商品と在庫数にずれが生じてきてしまう場合もあるのではないでしょうか?
定期的に棚卸を行うことで、このようなずれを解消することが可能になり、在庫精度を改善することができるようになります。
5.入荷検品作業のルール化と標準化
入荷された商品の種類と数が予定通りか確認する入荷検品を適切に行わないと、在庫切れや誤出荷が発生してしまうこともあります。
入荷検品作業のルール化と標準化を行うことで、そのようなミスを防止することができるようになります。
まとめ
ネットショップの注文数や商品数が少ない時期にはそれほど時間がかからなくても、物量が増えてくると物流業務の負担が大きくなり、本来行うべき業務が行えなくなってしまうことも多々あります。
早めに物流業務の改善に取り組むことで物量が増えてきた際にもスムーズに対応できるようになります。
この機会にネットショップの物流改善に取り組んでみませんか?
また、システムによる現場改善をご希望の方は、物流、製造、倉庫の現場を改善し30年以上の経験と実績がある弊社アトムエンジニアリングにからお気軽にご相談ください。